ノベナ
イエスの血潮の御手の力に願います
主イエスの
血潮の
御手の祈り
主イエスの
血潮の御手の
祈りについて
主イエスの受難と十字架の死で流された主イエスの御血によ
り、あなたは、父である神との私達との和解と救いのため
に最も高価な代価を支払われました。
「彼が刺し貫かれたのはわたしたちの背きのためであり彼が打ち
砕かれたのはわたしたちの咎のためであった。」
（イザヤ５３章５節）
愛のためにのみ、神である主イエスが私達人類の為に全てを引き
受けられました。
「言葉は、肉となって私達のうちに宿られた。」 （ヨハネ１章１４節）
主イエスあなたは、貧しい飼い葉おけで生まれ３０歳までナザレ
の小さな村で隠遁生活を送られました。
イエスは、人生の最後の３年間、ガリラヤで過ごされ、愛と平和
の種を蒔かれました。
すべての人々は、イエスに近づき彼らは、イエスから心身の癒し
を受け、急進的に人生が変えられました。イエスの神聖は、すべ
ての悪を追い払いました。
イエスの人間性は、天の父への従順と卓越した謙遜に由来してい
ました。
イエスの眼差しは、憐れみに満ち、私達の心の深みにまで見てお
られました。
イエスの御手は、仕えられるためではなくただ、仕えるためにだ
け使われました。
あなたが触れられ、人々に速やかに、癒し、解放が行われました。
イエスの御手により、ただ良いことだけが行われましたが、人々
の不正により十字架上で釘で打ち付けられ貫かれました。イエス
の血まみれの御手、血の吹き出された救い主の御手、このノベナ
を通し、あなたは、あなたと家族のために懇願すべきです。
イエスの血にまみれた御手の力ゆえにイエスの権威によって悪を
追い出し多くの信仰を持って願うなら、あなたと親交を結ぶすべ
ての人々の人生に癒し、解放、祝福、奇跡が起きるでしょう。イ
エスの血潮の御手の祈りを信じて祈った何千人もの人々がイエス
に触れられました。そして、皆、一致して一つの証言をします。
「彼の受けた傷によって私達は癒された」と
（イザヤ５３章５節）
ノベナ イエスの血潮の御手の力に願います
１日目― 信仰 「安心しなさい。わたしだ。恐れ
ることはない」イエスが「来なさい」と言われた
ので、ペトロは、舟から降りて水の上を歩き、イ
エスの方へ進んだ。しかし、強い風に気がついて
怖くなり、沈みかけたので、「主よ、助けてくだ
さい」と叫んだ。イエスは、すぐに手を伸ばして
捕まえ、「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」と
言われた。そして、二人が舟に乗り込むと、風は静まった。
（マタイ１４章２７節,２９－３２節）
★祈りましょう
主イエスよ、私に逆らう絶望の大波が押し寄せるとき、私の信仰
を増してください。なぜなら、私は激しい苦痛のこの海に沈めら
れることを恐れています。ペトロにされたように神の御子の権威
により、あなたの偉大な御手を私に伸ばして今もいつも私を悪か
ら引き離してくださいますように願います。
アーメン
★１日目の次の射祷を繰り返し祈りましょう
＊主イエスよ、あなたの御血の救いの力によって私の信仰を強め
てくださいますよう願います。
日毎のノベナの最後にこのパンフレット最終ページにある主イエ
スの血潮の祈りを唱えてください。
２日目― 謙遜 イエスは、父がすべてを御自分
の手にゆだねられたこと、また、御自分が神の
もとから来て、神のもとに帰ろうとしているこ
とを悟り、食事の席から立ち上がって上着を
脱ぎ、手ぬぐいを取って腰にまとわれた。そ
れから、たらいに水をくんで弟子たちの足を洗
い、腰にまとった手ぬぐいでふき始められた。
さて、イエスは、弟子たちの足を洗ってしまう
と、上着を着て、再び席に着いて言われた。「私が、あなたがた
にしたことがわかるか。ところで、主であり、師であるわたしが
あなたがたの足を洗ったのだから、あなたがたも互いに足を洗い
合わなければならない。わたしがあなたがたにしたとおりに、あ
なたがたもするようにと、模範を示したのである。
（ヨハネ１3章３－５節,１２節,１４－１５節）
★祈りましょう
主イエスよ、あなたは、私が仕えるための心 構えが少なく、仕え
て欲しいと望んでいることを御存知です。しかし私は、もうその
ような者のままでいたくはありません。あなたのへりくだりの御
手で私が他人の足、特に私のもっとも近くにいる人々の足を洗う
ことを妨げている傲慢をすべて取り除いてください。
アーメン
★２日目の次の射祷を繰り返し祈りましょう
＊主イエスよ、あなたの御血の救いの力によって謙遜と従順の賜
物を願います。
3日目― 許し そこへ、律法学者たちやファリ
サイ派の人々が、姦通の現場で捕らえられた女
を連れて来て、真ん中に立たせ、イエスに言っ
た。「先生、この女は姦通している時に捕まり
ました。こういう女は石で打ち殺せと、モーセ
は律法の中で命じています。ところで、あなた
はどうお考えになりますか」イエスを試して、
訴える口実を得るために、こう言ったのである。イエスは、かがみ
込み、指で地面に何か書き始められた。しかし、彼らがしつこく問
い続けるので、イエスは身を起こして言われた。「あなた達の中で
罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい。」そ
してまた、身をかがめて地面に書き続けられた。これを聞いた者
は、年長者から始まって、一人また一人と、立ち去ってしまい、イ
エスひとりと真ん中にいた女が残った。イエスは、身を起こして言
われた「婦人よ、あの人達はどこにいるのか。だれもあなたを罪に
定めなかったのか」女が「主よ、だれも」と言うと、イエスは言わ
れた。「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。これから
は、もう罪を犯してはならない。」
（ヨハネ８章３－５節 ６－９節 １０－１１節）
★祈りましょう
主イエスよ、この福音の罪人のように私は、あなたのより多くの許
しを必要としています。あなたの祝福された御手にふれられるこ
とによって 今、私の心を変えてください。ファリサイ派の人々が
手に持っている石のような心を肉のような柔らかい心にしてくだ
さい。なぜなら、私は、あなたが許されるということを知っていま
す。また私も他の人々を許せるようにして下さい。
アーメン
★３日目の次の射祷を繰り返し祈りましょう
＊イエスよ、あなたの御血の救いの力によってあなたの許しと許
すことを学ぶ恵みを与えてくださいますよう願います。
４日目― 清さ イエスに触れていただくため
に、人々が子供たちを連れてきた。弟子たちは
この人々を叱った。しかし、イエスはこれを見
て憤り、弟子たちに言われた。「子供たちをわ
たしのところに来させなさい。妨げてはならな
い。神の国はこのような者たちのものである。
はっきり言っておく。子供のように神の国を受
け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない。」そし
て、子供達を抱き上げ、手を置いて祝福された。
（マルコ１０章 １３節―１６節）
★祈りましょう
主イエスよ、あなたの眼差しを私が純粋さを持っていた幼少期に
向けてください。私に新しい純粋な心を与えてください。あなた
と共になら、それは可能です。あなたの清い御手によって私の内
側を清め、このような貧しい心に喜びを返しあなたの住まいとし
てください。
アーメン
★４日目の次の射祷を繰り返し祈りましょう
＊主イエスよ、あなたの御血の救いの力によって私の心を清めて
くださるよう願います。
５日目ー癒し 一行がエリコの町を出ると、大
勢の群集がイエスに従った。そのとき、二人の
盲人が道端に座っていたが、イエスがお通りと
聞いて、「主よ、ダビデの子よ、私たちを憐れ
んでください」と叫んだ。群衆は叱り付けて黙
らせようとしたが、二人はますます「主よ、ダ
ビデの子よ、私たちを憐れんでください」と叫
んだ。イエスは、立ち止まり、二人を呼んで、「何をしてほしい
のか」と言われた。二人は、「主よ、目を開けていただきたいの
です。」と言った。イエスが深く憐れんで、その目に触れられる
と、盲人たちはすぐに見えるようになり、イエスに従った。
（マタイ２０章２９－３４）
★祈りましょう
今日もまた、あなたに嘆願するために御前にまいります。
“ダビデの子よ、私を憐れんでください。”あなたの眼差しを
私に向けてご覧ください。私は身体的、精神的な癒しを必要と
しています。あなたの奇跡の御手を私の上に置いて全ての部分に
あなたの奇跡と癒しをお願いします。もっとより良くあなたに仕
えることができますように。
アーメン
★５日目の次の射祷を繰り返し祈りましょう
＊主イエスよ、あなたの御血の救いの力によって心の奥深くま
ですべて癒してくださいますよう願います。
６日目―糧 一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、
賛美の祈りを唱えて、それを裂き、弟子たち
に与えながら言われた。
「取って食べなさい。これは私の体である。
」また、杯を取り、感謝の祈りを唱え、彼ら
に渡して言われた。「皆、この杯から飲みな
さい。これは、罪が許されるように、多くの
人のために流される私の血、契約の血であ
る。」
（マタイ２６章２６－２８）
★祈りましょう
主イエスよ、私は、感謝の心で満ち溢れています。なぜなら、
私は、あなたの恵みを受けるに値しない者であるにかかわら
ず、あなたは、寛大な御手を伸ばされ、祭壇上で日ごとの糧と
なり司祭、奉仕者の手により私に与えてくださるからです。あ
なたとの出会いの旅路の途中で疲れ果ててしまうことなくあな
たをいつも捜し求める情熱を私に与えてください。
アーメン
★6日目の次の射祷を繰り返し祈りましょう
＊主イエスよ、あなたの御血の救いの力によって決して欠ける
ことがない 命のパンを与えてくださいまうよう願います。
７日目― 十字架 既に昼の十二時ごろであっ
た。全地は暗くなり、それが三時まで続い
た。太陽は光を失っていた。神殿の垂れ幕が
真ん中から裂けた。イエスは大声で 叫ばれ
た。「父よ、私の霊を御手にゆだねます。」
こう言って息を引き取られ た。
（ルカ２３章４４－４６節）
★祈りましょう
主イエスよ、今日、あなたが愛をこめて十字架を担われたこと
がわかりました。私の救いのために高貴で価値ある御血におい
て私の心を包みあなたの永遠の愛で示してくださいました。あ
なたの傷だらけの御手の助けにより、今、自分の十字架愛を持
って担いたいです。それにより、永遠にあなたと共にいる幸に
預かれますから
アーメン
★７日目の次の射祷を繰り返し祈りましょう
＊主イエスよ、あなたの御血の救いの力によって日々の十字架
に耐える恵みを願います。
８日目― 御母 イエスの十字架の側には、その
母と母の姉妹、クロバの妻マリアとマグダラ
のマリアとが立っていた。イエスは、母とその
側にいる愛する弟子を見て、母に、「婦人よ、
御覧なさい。あなたの子です。」と言われた。
それから、弟子に言われた。「見なさい。あな
たの母です。」そのときから、この弟子はイエ
スの母を自分の家に引き取った。
（ヨハネ１９章２５－２７節）
★祈りましょう
主イエスよ、あなたの母は、ベトレヘムで最初にあなたを見つ
め御手を取り接吻しました。あなたもまた息を引き取られ、御
母の膝の上に抱えられあなたの血だらけで貫かれた御手に最初
に接吻し礼拝した母を見ました。私達の母として承諾されたマ
リアよ、私達が母として呼ぶ時、御母が共にいてくださること
を望んでくださいます。あなたの御手により私を導き今も死を
迎える時もいつも共にいて下さい。
アーメン
★8日目の次の射祷を繰り返し祈りましょう
＊主イエスよ、あなたの御血の救いの力によって私の側に、愛
情ある御母マリアの臨在がありますよう願います。
９日目― 忍耐、根気（忍耐強く祈り続ける）
戸にはみな鍵がかけてあったのに、イエスが
来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があ
るように」と言われた。それから、トマスに
言われた。「あなたの指をここに当てて、わ
たしの手を見なさい。また、あなたの手を伸
ばし、わたしのわき腹に入れなさい。信じな
い者ではなく、信じる者になりなさい。」トマスは答えて、「わ
たしの主、わたしの神よ」と言った。
（ヨハネ２０章２６－２８節）
★祈りましょう
主イエスよ、あなたに与えられた私の人生を委ねます。私の人生に
復活されたあなたの御手を私の方に伸ばして下さい。私の主、私の
神、完全な自由のなかで、あなたの聖なる望みに従う決心ができま
すように私の人生の終わりの瞬間まで、あなたに永遠に感謝し、た
だ、すべてにおいて忠実である恵みをお与えください。
アーメン
★９日目の次の射祷を繰り返し祈りましょう
＊主イエスよ、あなたの御血の救いの力によって終わりまであな
たに忠実である恵みを願い求めます。
(主イエスの血潮の御手の祈り）
主イエス、私を癒してください！
主イエス様、あなたの血まみれになった、傷だらけの開か
れた祝福の御手で 今、私の上に、ふれてください。
私は、自分に与えられた十字架を担ぎ続ける為の力が失わ
れつつあるのを感じています。
十字架につけられた時、あなたは、深い痛みと苦しみに耐
えられました。
あなたの御手の偉大な力により、今、私を立ち上がらせて
癒してください。
イエス様、私のためだけでなく私が愛する人々のためにも
お願いします。
永遠に偉大な力を持つあなたの御手により慰めていただき
たいのです。
身も心も癒されたいのです。
私が罪人であるにもかかわらず、主は大いに憐れみ深く偉
大な方、そして、不可能なことなど何一つもない神である
ことを私は受け入れます。
今、あなたへの信仰と信頼を込めて唱えます。
主イエス様の血まみれになった御手で十字架上で傷つかれ
た御手で私にふれてください
主イエスよ、来て下さい
日毎 のノベナと血潮の祈りの後、このイエスの血潮のノベナによって与え
られた奇跡、祝福、恵みに感謝の気持ちを込め、主の祈り、栄唱の祈りを
唱えてください。
＊この恵みのノベナの祈りを、他の方々にも伝えていきましょう！
＊またこのノベナの祈りにより恵みを受け取られた方はどうぞお知らせください
minatherese@se.starcat.ne.jp
＊また在日ブラジル人の方でポルトガル語の方が良い方は直接こちらのア
ドレスまでお願いします。
www.asj.org.br
＊このノベナの祈りは、サンパウロのバリーニョスにあるＲＳ.Ｓｅｃｕ
ｌｏ２１の許可を得て使用させていただきました。この翻訳はポルトガル
語と日本語の表現の違いや、よりわかりやすくするため意訳になっていま
す。また場面によって所々、原文とは違う表現を使わせていただきました
ので予めご了承ください。